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インプラント周囲炎治療なら多摩市永山の歯医者「福嶋歯科医院」|他院で入れたインプラントを診てもらえない・メーカーが分からないときの相談先|歯周病専門医が解説

他院で入れたインプラントを診てもらえない・メーカーが分からないときの相談先|歯周病専門医が解説

インプラントを入れた歯医者さんが閉院していた。引っ越し先で「よその医院のインプラントは診られない」と言われた。
どこに相談すればいいのか、困ってしまいますよね。

先に結論

メーカーが分からなくても、検査・インプラント周囲炎の治療・撤去は、多くの場合できます。
難しくなるのは、ネジや被せ物など部品の交換です。
まずは検査で「今どんな状態か」を確かめましょう。

この記事で分かること

✓ 他院のインプラントを断られる理由
✓ メーカー不明でも「できること・難しいこと」
✓ メーカーを調べる4つの方法
✓ 当院での相談の流れ

1. なぜ「よその医院のインプラントは診られない」の?

インプラントはメーカーごとに、ネジの形や専用の器具が違います。そのため、次のような理由で断られることがあります。

❶そのメーカーの器具や部品がない

ネジを外す・締める専用の器具がないと、被せ物を外すこともできません。

❷治療の経過が分からない

どんな手術をしたかの記録がないと、判断に責任を持ちにくくなります。

❸インプラント周囲炎の治療をしていない

周囲炎の外科治療や撤去は、どの医院でも行っているわけではありません。

断られても、治療法がないわけではありません。周囲炎や撤去を専門的に扱う医院なら、選択肢が見えてくることがあります。

2. メーカーが分からなくても、何ができる?

◯ メーカーが分からなくてもできること

・検査(歯ぐきの溝の深さ、出血・膿、X線写真・CT)
・インプラント周囲粘膜炎・周囲炎の治療
・インプラントの撤去(撤去の方法)

△ メーカーが分からないと難しいこと

・ネジの締め直し、被せ物の外し・付け直し
・部品の交換(販売が終わった製品は特に)

部品が手に入らなくても、被せ物を作り直す、部品を使わない形にする、撤去して別の方法に切り替えるなど、選択肢を検討します。どれが合うかは、検査をしてからご説明します。

院長 福嶋太郎

院長(歯周病専門医)

メーカーが分からなくても、まずは骨と歯ぐきの状態を確かめることが先です。そこから、できることが見えてきます。

3. メーカーを調べる4つの方法

見つからなくても大丈夫です。分かる範囲で探してみてください。

❶インプラントカード・保証書

メーカー名や製品名、サイズが書いてあることがあります。

❷入れた医院への問い合わせ

歯科医院にはカルテを5年間保存する義務があり、ご本人は記録の開示を求めることができます。

❸手術のときの説明書・領収書・見積書

製品名が書いてあることがあります。

❹X線写真・CT

インプラントの形やネジ山の特徴から、メーカーの見当がつくことがあります(確実ではありません)。

閉院していても、医院の名前と、治療したおおよその年が分かれば手がかりになります。

4. 相談先が見つかるまで、放っておいて大丈夫?

⚠ こんな症状があれば、早めに検査を

□ 歯ぐきが腫れる・血や膿が出る
□ インプラントや被せ物がぐらぐらする
□ 歯ぐきが下がって金属が見えてきた
□ 噛むと痛む・違和感がある

インプラント周囲炎は、痛みがないまま骨が溶けていくことが多い病気です。腫れや痛みについては「歯ぐきが腫れた・痛いとき」、ぐらつきについては「ぐらぐらする原因」で解説しています。

5. 当院ではどう相談すればいい?

他院で入れたインプラントのご相談(不調、治療が途中、被せ物の引き継ぎ、セカンドオピニオン)は、院長相談でお受けしています。

STEP 1 Webで予約
院長相談をWebで予約し、予約金をお支払いいただきます。インプラントカードなどがあればご用意ください。

STEP 2 院長相談(60分)
パノラマ・CTを撮影し、残せるか・撤去が必要か・部品は交換できそうか・費用はいくらかをご説明します。その場で決めなくて大丈夫です。

STEP 3 詳しい検査
治療を進める場合は、後日、歯科衛生士が歯ぐきの溝の深さなどを調べます。

STEP 4 治療
清掃・外科治療・撤去など、状態に合わせて行います。

治療の効果と限界は「治る?治らない?」、「抜くしかない」と言われた方は「本当に残せない?」、費用は「治療費はいくら?」をご覧ください。

6. よくある質問

Q. インプラントカードをなくしました。

A. 大丈夫です。検査や周囲炎の治療、撤去は、メーカーが分からなくてもできることが多くあります。部品の交換が必要なら、X線写真などから調べられる範囲でお調べします。

Q. 入れた医院の記録を取り寄せる必要は?

A. 必須ではありません。あれば判断しやすくなりますが、なくても当院の検査をもとにご説明します。

Q. 海外で入れたインプラントでも診てもらえる?

A. ご相談いただけます。ただ、日本で流通していない製品だと、部品の交換は難しいことが多くなります。

Q. 治療が途中で止まっています(被せ物が入っていない)。

A. まず院長相談で、インプラントと骨、使われている部品を確認します。続きができるか、費用と方法をそのときにご説明します。

Q. 遠方からでも通える?

A. 検査と治療は当院で行います。治療後のメインテナンスは、ご自宅近くの歯科医院で続けるのが現実的です。もちろん当院に通っていただくこともできます。

まとめ

・メーカー不明でも、検査・周囲炎の治療・撤去はできることが多い
・インプラントカードや医院名など、分かる範囲の手がかりを持参
・痛くなくても、腫れ・出血・ぐらつきは早めに検査を

当院での費用とご相談

ほかの医院で入れたインプラントのご相談も承っています。日本歯周病学会 歯周病専門医の院長が、パノラマ・CTを撮影したうえで「残せるのか、撤去が必要か、費用はいくらか」をご説明します。その場で治療を決めていただく必要はありません。

院長相談(60分・パノラマ/CT撮影と説明)
40,000円+税
(税込44,000円)
インプラント周囲炎の外科治療(1術野・インプラント3本まで)
230,000円+税
(税込253,000円)
インプラントの撤去(1本)
110,000円+税
(税込121,000円)
インプラントの撤去+骨造成(GBR)(1本)
270,000円+税
(税込297,000円)

いずれも自由診療です。外科治療・撤去には、術後の腫れ・痛み、歯ぐきが下がる、骨が期待どおりに回復しない、周囲炎が再発するなどのリスクがあります。治療期間・回数は状態により異なり、相談時にご説明します。

費用の全体像(保険と自費の境目、撤去してやり直す場合の総額など)は「インプラント周囲炎の治療費はいくら?」にまとめています。

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電話 042-389-0281

執筆・監修:福嶋歯科医院 院長 福嶋太郎(日本歯周病学会 歯周病専門医)

東京都多摩市で、歯周病とインプラント周囲炎の治療に取り組んでいます。インプラントの撤去・周囲炎の外科治療・再生療法まで院内で行い、ほかの医院で入れたインプラントのご相談も承っています。所属:日本歯周病学会、日本口腔インプラント学会、AAP(アメリカ歯周病学会)、AO(Academy of Osseointegration)

参考文献

  1. Berglundh T, Armitage G, Araujo MG, et al. Peri-implant diseases and conditions: Consensus report of workgroup 4 of the 2017 World Workshop on the Classification of Periodontal and Peri-Implant Diseases and Conditions. J Clin Periodontol. 2018;45 Suppl 20:S286-S291.
  2. Herrera D, Berglundh T, Schwarz F, et al. Prevention and treatment of peri-implant diseases—The EFP S3 level clinical practice guideline. J Clin Periodontol. 2023;50 Suppl 26:4-76.
  3. Derks J, Tomasi C. Peri-implant health and disease. A systematic review of current epidemiology. J Clin Periodontol. 2015;42 Suppl 16:S158-S171.