インプラント周囲炎
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インプラント周囲炎になる原因
インプラント周囲炎は全ての人がなるわけではありません。
しかし、インプラント周囲炎になりやすい人は色々な研究から分かってきています。
下の表はインプラント周囲炎のリスクに関する2つの研究結果を1つにまとめたものです。

この実験結果によるとインプラント周囲炎の大きなリスクは次の2つです。
- 喫煙している
- 過去に歯周病になったことがある
また中程度のリスクとして次の3つがあります。
- 性別(男性がなりやすい)
- 現在歯周病になっている
- 糖尿病がある
また一般的に歯周病が50歳代以降の方に多いためインプラント周囲炎も加齢によるリスクがあると考えられていました。
しかし、これはリスクとしては低いことが分かっています。
また高齢になると特に女性に『骨粗鬆症』が多くなりますが、こちらもインプラント周囲炎のリスクとはなりにくいです。
性別による差は、男性の方が女性よりもインプラント周囲炎になりやすという結果が出ていますが、理由ははっきりしていません。
男性の方が喫煙率が高いからではないかと個人的には考えています。
その他にも歯周病になっている人よりもなったことがある人の方がインプラント周囲炎になりやすい傾向にあります。
なんでどっちも歯周病なのにインプラント周囲炎になる確率が違うのかはよく分かりません。
でも安心して下さい。他にもインプラント周囲炎になりやすいかと思ったら思ったよりならないねとい分かったリスク因子もたくさんあります。

どちらにしても歯周病の患者さんという時点で中程度以上のリスクがありますので、インプラント治療を行う際はしっかりを歯周病を治してから行うようにしましょう。
歯周病の人こそ他の歯が長持ちするようにインプラント治療が必要になる場面が多くありますので、治療後はしっかりとメインテナンスを行いインプラント周囲炎が発症しないように管理する必要があります。
